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NeoMソサエティ審査会

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第3回NeoM審査会
去る12月7日、第3回NeoM審査会が行われました。2005年に応募された作品の中から、実際にDVD化や放送、配信を検討する、最終審査会です(結果については、NeoMトップで発表しております)。このコーナーでは、第二回目の審査会以降に応募された、作品の個別の講評をお届けします。

●NeoM審査会出席メンバー

大野留美(洋画★シネフィル・イマジカ)

大野留美(洋画★シネフィル・イマジカ)
映画チャンネル「洋画★シネフィル・イマジカ」編成プロデューサー。
世界中のショートムービーを年間1000本以上は観ています。

三浦修(株式会社ネイキッド)

三浦修(株式会社ネイキッド)
株式会社ネイキッド所属のコンテンツプロデューサー。
『NEXT GENERATION OF FILMS』をテーマに、クリエーター育成・ウィンドウ開発プロジェクト『NIZOO』では、ディストリビューション担当。

久保田恭史(エイベックス株式会社)

久保田恭史(エイベックス株式会社)、
エイベックス・エンタテイメント株式会社映像事業本部。
「参加メンバー中最強のド素人」と本人はコメントしています。
(今回はDVD閲覧での参加となりました)



相良みどり(NeoM事務局) 西井カツユキ(NeoM事務局) 宮本千穂(NeoM事務局):進行役:黒田由美(@nifty)記録:住正徳(NeoM事務局)

●審査会当日に上映された作品

恐竜日和
くつ魚
頭上家族チャビリアーノ
宇宙人の給料日
ゴー!ゴー!ピクニック
愛の情



●見せ方にもうひと工夫

恐竜日和
恐竜日和

黒田:これは日本工学院の生徒さんによる共同制作作品ですが、3分と短いこともあリ、4000回を超える閲覧回数をたたきだしています。

三浦:たしかに単純におもしろい。

相良:ほのぼのとしたタッチだからラストが活きている。ラストにいたるまでの見せ方にもうひと工夫あれば最高ですね。



●子供はキャラクターの多いアニメが好きだから

くつ魚
くつ魚

黒田:ご覧になった方からコメントが10個入ってます。コメントの内容はおおむね、面白かった、感動的だった、という感じです。

西井:動く絵本を作ってみんなに楽しんで欲しかった。という作家の方のコメントもありますね。

三浦:あの仰々しいオーケストラ、あれ、良かったですね。

大野:もう少しテンポがあったら良いなぁ、と思いました。シュールな子供番組として十分成立するのでは?絵のセンスとか、やりたい事も面白い。でも、ストーリーの構成で、振りに対するクライマックスをどうもってくるか。もう少しそこを詰めたら良かったかもしれないです。

三浦:動く絵本自体は十分ありえる。

相良:一人で全部やる、っていうところが難しい。仲間とコラボしたり。

大野:ナレーターにプロの噺家さんを採用しているのが良かった。

相良:キャラが立っていないのが私は一番気になりましたね。

大野:もっともっとキャラがいても良いですよね。子供はキャラクターの多いアニメが好きだから。



●「この家族は誰なの?」そのヒントがもう少し欲しかった

頭上家族チャビリアーノ
頭上家族チャビリアーノ

三浦:興味を引くキャラクターですよね。

大野:私は結構面白かったなぁ。

三浦:目引きます。まだまだ良くなる感じがします。

大野:人間の頭の上っていうのはわかったんですけど、「この家族は誰なの?」そのヒントがもう少し欲しかった。でも、こういう遊び方は大好きです。

黒田:頭の上でもっといろいろなことが起きても面白いですよね。汗の洪水以外にも、もっと。

大野:実写部分もちゃんと同じような感じに撮っていましたね。

三浦:あれ、うまいですよね。



●何かを持ってる人なんだけど

宇宙人の給料日
宇宙人の給料日

黒田:この方は10本出してくれてます。前回の審査会でも「男の表裏」を上映しました。

西井しりあがり寿さんのレコメンドも受けてますね。

相良:何かを持ってる人なんだけど、映像表現という面で、ものすごく考えてこうしているのか、まあいいやって思っているのか、ちょっとわからない。

三浦:この二人のテンションとか、いいですよね。

大野:笑えるんだけど・・・。ノーカットで撮影して編集をしない作り方もあるかもしれませんよ。

相良:私もそう思いました。編集が粗いんですよ、「えっ」っていう場面とか。

大野:そう、これがコントだったら凄く笑ってると思う。

三浦:うん、舞台的なんですよね。

大野:「マッチョ系ね」ってボケに笑って、「うん、わかった、覚えとく」と冷静な返答がまた可笑しい。

相良:ワンカットのほうが演出は大変になりますよね。

三浦:カメラマンを参加させたらいいんじゃないでしょうかね。

相良:何か、小物をインサートするとか、今はまったくないんで。

黒田:役者さんはどうですか?

大野:この監督さんは無味乾燥な設定を好んで描いているのだろうから、きっと良いんだと思いますよ。やっぱり、あとは映像作品として、例えば同じ脚本で別の撮り方を考えてみる、実験してみることも良いのでは?



●絵が生っぽ過ぎるかも

ゴー!ゴー!ピクニック
ゴー!ゴー!ピクニック

三浦:見る人を意識したつくりになってますよね。

黒田:ご覧になった方のコメントはどれも大絶賛です。

大野:大道具もちゃんと作って、製作体制はしっかりしてそう。ただ、狙う食料がカステラからハムに変わってしまうと、「だったら何でピクニック中のカップルのご飯は狙わないの?」となっていってしまう。狙うオブジェクトを絞らないと、コメディとしてはどうなのかな?

三浦:絵が生っぽ過ぎるかも

大野:それがモノクロだったら避けられたかもしれません。



●唯一気になったのは歌詞のテロップ

愛の情
愛の情

黒田:一番最後に滑り込んだ作品です。テーマとしては重いです。

三浦:アート系ですね。

大野:こういうPV的なものは多かったですか?

黒田:いや、それほど多いわけではなかったですね。

大野:「不気味なみんなの歌」って感じで、色とか面白いですね。今後注目されそうな作家さんです。唯一気になったのは歌詞のテロップ。あれだけ絵を作りこんでいるのに・・・。

相良:書体ですか? 狙ってるんじゃないでしょうかね?

大野:作家が作ったフォントに見えなかった。

相良:言葉の中で一文字だけゴシックになっていたりするので、確実に狙っているんだと思います。

大野:好みの問題になってしまいますが、私は絵と合わないように思っちゃって。

三浦:クオリティ高いです。どんどん応募の質は上がってきた感じですよね。

2005年のNeoMを振り返って

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三浦修(株式会社ネイキッド)

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相良みどり(NeoM事務局)

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