
●NeoM審査会出席メンバー
大野留美(洋画★シネフィル・イマジカ)
映画チャンネル「洋画★シネフィル・イマジカ」編成プロデューサー。
世界中のショートムービーを年間1000本以上は観ています。

三浦修(株式会社ネイキッド)
株式会社ネイキッド所属のコンテンツプロデューサー。
『NEXT GENERATION OF FILMS』をテーマに、クリエーター育成・ウィンドウ開発プロジェクト『NIZOO』では、ディストリビューション担当。
久保田恭史(エイベックス株式会社)、
エイベックス・エンタテイメント株式会社映像事業本部。
「参加メンバー中最強のド素人」と本人はコメントしています。
(今回はDVD閲覧での参加となりました)
恐竜日和
くつ魚
頭上家族チャビリアーノ
宇宙人の給料日
ゴー!ゴー!ピクニック
愛の情
黒田:これは日本工学院の生徒さんによる共同制作作品ですが、3分と短いこともあリ、4000回を超える閲覧回数をたたきだしています。
三浦:たしかに単純におもしろい。
相良:ほのぼのとしたタッチだからラストが活きている。ラストにいたるまでの見せ方にもうひと工夫あれば最高ですね。
黒田:ご覧になった方からコメントが10個入ってます。コメントの内容はおおむね、面白かった、感動的だった、という感じです。
西井:動く絵本を作ってみんなに楽しんで欲しかった。という作家の方のコメントもありますね。
三浦:あの仰々しいオーケストラ、あれ、良かったですね。
大野:もう少しテンポがあったら良いなぁ、と思いました。シュールな子供番組として十分成立するのでは?絵のセンスとか、やりたい事も面白い。でも、ストーリーの構成で、振りに対するクライマックスをどうもってくるか。もう少しそこを詰めたら良かったかもしれないです。
三浦:動く絵本自体は十分ありえる。
相良:一人で全部やる、っていうところが難しい。仲間とコラボしたり。
大野:ナレーターにプロの噺家さんを採用しているのが良かった。
相良:キャラが立っていないのが私は一番気になりましたね。
大野:もっともっとキャラがいても良いですよね。子供はキャラクターの多いアニメが好きだから。
三浦:興味を引くキャラクターですよね。
大野:私は結構面白かったなぁ。
三浦:目引きます。まだまだ良くなる感じがします。
大野:人間の頭の上っていうのはわかったんですけど、「この家族は誰なの?」そのヒントがもう少し欲しかった。でも、こういう遊び方は大好きです。
黒田:頭の上でもっといろいろなことが起きても面白いですよね。汗の洪水以外にも、もっと。
大野:実写部分もちゃんと同じような感じに撮っていましたね。
三浦:あれ、うまいですよね。
黒田:この方は10本出してくれてます。前回の審査会でも「男の表裏」を上映しました。
西井:しりあがり寿さんのレコメンドも受けてますね。
相良:何かを持ってる人なんだけど、映像表現という面で、ものすごく考えてこうしているのか、まあいいやって思っているのか、ちょっとわからない。
三浦:この二人のテンションとか、いいですよね。
大野:笑えるんだけど・・・。ノーカットで撮影して編集をしない作り方もあるかもしれませんよ。
相良:私もそう思いました。編集が粗いんですよ、「えっ」っていう場面とか。
大野:そう、これがコントだったら凄く笑ってると思う。
三浦:うん、舞台的なんですよね。
大野:「マッチョ系ね」ってボケに笑って、「うん、わかった、覚えとく」と冷静な返答がまた可笑しい。
相良:ワンカットのほうが演出は大変になりますよね。
三浦:カメラマンを参加させたらいいんじゃないでしょうかね。
相良:何か、小物をインサートするとか、今はまったくないんで。
黒田:役者さんはどうですか?
大野:この監督さんは無味乾燥な設定を好んで描いているのだろうから、きっと良いんだと思いますよ。やっぱり、あとは映像作品として、例えば同じ脚本で別の撮り方を考えてみる、実験してみることも良いのでは?
三浦:見る人を意識したつくりになってますよね。
黒田:ご覧になった方のコメントはどれも大絶賛です。
大野:大道具もちゃんと作って、製作体制はしっかりしてそう。ただ、狙う食料がカステラからハムに変わってしまうと、「だったら何でピクニック中のカップルのご飯は狙わないの?」となっていってしまう。狙うオブジェクトを絞らないと、コメディとしてはどうなのかな?
三浦:絵が生っぽ過ぎるかも
大野:それがモノクロだったら避けられたかもしれません。
黒田:一番最後に滑り込んだ作品です。テーマとしては重いです。
三浦:アート系ですね。
大野:こういうPV的なものは多かったですか?
黒田:いや、それほど多いわけではなかったですね。
大野:「不気味なみんなの歌」って感じで、色とか面白いですね。今後注目されそうな作家さんです。唯一気になったのは歌詞のテロップ。あれだけ絵を作りこんでいるのに・・・。
相良:書体ですか? 狙ってるんじゃないでしょうかね?
大野:作家が作ったフォントに見えなかった。
相良:言葉の中で一文字だけゴシックになっていたりするので、確実に狙っているんだと思います。
大野:好みの問題になってしまいますが、私は絵と合わないように思っちゃって。
三浦:クオリティ高いです。どんどん応募の質は上がってきた感じですよね。

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